北国からは初雪の便りが届きますが
小春日和に夏名残りの彩りにほっこり
でも冬は駆足で訪れますね
映画マチネの終わりにを観てから著者の
作品を読んでみました
映画を鑑賞する楽しみのひとつですね
マチネの終わりに~の底流に流れているのは
リルケのドゥイノの悲歌ではないかと〜
平野啓一郎が描きたかった愛のかたちを
垣間見た感じでしたが注解を読んでも
難しく簡単な事ではないと想いました
たった三度会っただけの二人が5年半の
歳月かけて辿りついたエンディング
その優しい微笑みは余韻がありましたが
多分背負っていく諸々の重さを想うとー
人は哀しくも愛おしいものですね
朔風払葉 朔は北で木枯しの意
節気は間もなく小雪です