越前一乗谷の朝倉氏遺跡を再訪しました
朝倉義景は信長軍と戦い山城や城下町は
三日三晩炎上、この朝倉館も礎石だけを
残し400年も地中に埋もれていた遺跡
江戸時代に建てられた唐門も趣あり
町並も復原されタイムスリップ感ありです
武家屋敷からは染付、青磁、天目などの陶片
茶道具や実用品を観ると豊かな文化的日常が
営まれていた事が分かります

一服しながら前に訪れた時大雪で一乗谷駅は
無人で一面雪野原‼民宿のおばさんが長靴を
持って迎えに来てくれたのを想い出しました
朝倉氏は茶入朝倉文琳を所持し信長に献上
その後本能寺へ寄進され数奇な運命の伝来…
今は五島美術館に本能寺文琳として公開
仕服の朝倉間道は美しく惹かれます
朝倉、浅井や信長など戦国時代は何とも
ロマンを感じる歴史がありますね
山城は登山道になるのですが〜
朝倉氏は交易や京都に通じ栄華を一刻
極めていたのですが、館跡の礎石には
哀感を誘われます

   移ろいて花のあはれや身に沁みて
     苔むす礎石栄華の跡先  みみ禹
    
遺跡からバスて峠越えて永平寺へ
ほんの20分で門前町に到着!!

一乗谷川に曼珠沙華が咲いていました
でも華の形難しい…旅を懐かしみながら一服
永平寺はまた次回に、台風余波が無いよう
祈るばかりです