大文字送り火 | 折々の言の葉

台風余波が心配されましたが、風も強くなく
無事赫あかと灯りました

終戦記念日は幼児期の幽かな記憶では
太陽がギラギラと照りつけて眩しい昼時
町中が急に静まりかえり怖くなり、家に
入ると祖父母達が沈痛な面持ちだった〜
空襲に遭うことも無く過ごし、語るべき
ことも少ないのですが〜
この大戦を体験した者が段々居なくなり
風化させてはいけない歴史をどう語り継ぐか
これからの課題ですね

やはり精進料理になりました


茶粥に冬瓜、茄子田楽と野菜尽くし

群青ー谷村新司の歌詞に触発されー
海に散つた息子への慟哭が哀切に響き
降る雪が吸い込まれるような冬海が
目に浮かぶ心地です
海に咲く冬薔薇の錦玉のつもり
薔薇をそうびーと詠うのも佳いですね
蓮の実の甘煮を添えました
哀惜の風花舞いて群青の
眠れし者の冬そうび哉 みみ卯
鎮魂の葉月尽 諸々の御霊に合掌

