中々めぐり逢えなかった旭櫻、名残花に
なっていましたが姿に趣きのある櫻樹
紀行作家のシドモア女史が1914年に日本で
一番美しい櫻と愛でてくれた櫻‼
一度枯れ桜守の懸命な養生でひこばえの
二代目、大木に育つています
眺めていると泪ぐみそうになります

反対側の立ち姿も美しかった〜

100年も前にシドモア女史が撮った旭櫻!!
立ち姿が往時を偲ばせますね
この写真を見て以来、櫻花に憧れて
心待ちにしていました
花は楚々として可憐な感じ、いつか満開に
出逢いたいものですぬ

熊谷櫻は見頃、熊谷直実の夢か夢かと言う
セリフが想いだされました
兼六熊谷は水戸藩からの樹齢300年の名木
彩りも花弁も優美、熊谷に討たれた敦盛を
偲ばせ、閉園まで魅入っていました

楊貴妃 ひっきりなしに中国人団体さんが
訪れやはり想い入れがあるのでしょうね

妖艶な爛漫の花房です

菊櫻の二代目はすつかり葉桜

熊谷櫻もまもなく花筏になります
思い切って訪れて良かった、様々な想いに
耽りながら観櫻しました

  散りいそぐ花あまたある春愁の
    よすがとなりし熊谷櫻   みみ菟

シドモア櫻は今は葉桜になりましたが
兼六園の旭櫻を知るきっかけになりました
日本の櫻を愛で、ポトマック河畔に櫻を
咲かせるのに尽力、今も外人墓地の櫻の下で
眠っています 長年の日米友好の証ですね
何となく不思議な縁を感じて仕舞います