
花冷えの侯、一番に満開になる枝垂れ櫻
蕾のころから何度か観に行きました
櫻樹の姿がたおやか、樹齢は60年位
仙台から移植されたそうです

修羅能シリーズの最終回は、忠度 歌人としても優れた平家の公達で白矢に辞世の短冊をつけ討死、千載集に読人知らずとなった事への妄執修羅道に苦しむ歌道への執心が主題
行き暮れて木の下陰を宿とせば
花や今宵の主ならまし 忠度

演能の前にこの修羅能シリーズの武将の歌を
歌会始の方々により披講、直垂装束も美しく
古歌により趣きを添えていました
新しい試みも楽しいものですね

この大櫻も爛漫になると見事‼
今朝は後一歩と言う所でしょうか
また訪れる事になりますね
どちらも花の宿が似合う櫻樹です
能では須磨の山陰にある一本の櫻が
亡き跡の標の木と詠われています
銕之丞師は謡が緩急や繊細があり見事
ただ足の運びが珍しく感じました

櫻菓子は道明寺用に材料は買いましたが〜
まず落雁をお供えに打ちました

またまだ近場の櫻狩りは続きそうです