3.11  もう7年前の記憶になってしまいました

毎年この日あたりに咲き初める白木蓮、まるで手向け花のようー

随分と大木になりましたが、大災害の記憶は風化し始めている

夜目にもくっきりと灯りのように咲き心が揺らぐような気がします

被災者に方々にはどんな風に映るか気がかりです

寄り添えることはなかなか無いけれど、忘れないことですね

河津桜も名残の風情、若葉がまじりまだ美しいです

春花壇ではないけれど結構花々を見つけられます

梅は成形されて不思議な趣きー

Xmasローズ、路地では群生するのですね

友人が未生から育てた雪椿、お母さまの形見の椿だそうです

鮮やかな紅色ですね

お水とりの修二会椿を思い浮かべました

前に頂いたお茶会の主菓子、一度作ってみたかったのでー

二月堂の門前にある老舗ので、とろけるように柔らかかった!

すこし柔らかめの練り切りにしましたが、こなし生地のほうが

好かったのかもしれません

お水取りのお松明や「走り行法」など出かけたいと思いながら

今年も叶いませんでした もうすぐ満願ですね

修二会の祭壇には造花の椿が供えられ、菓子の形にもー

それにあやかって 銘「のりこぼし」で一服

木へんに春と書いて椿ー春を招き諸々の哀しみを乗り越え

幸いをもたらして欲しいとしみじみ想います

多くの御霊に合掌!