弥生 雛 ひいな乃日 幾つのいなっても心嬉しい日です

毎年同じ設えですが、雛には小さなものが愛らしい

今にも解体しそうな弁当箱 今年で最後の出番かもー

春ちらし寿司、鴨治部煮、芹の根天麩羅、ロースト野菜など

お惣菜風ですが、盛り付けが愉しいですね

白酒は甘麹を牛乳と白ワイン割りで好物です

節句のあくる日は桃花も咲きそろいました

引っちぎりと西王母も小振りにしました

手前の干菓子は老舗のもので、頂くのが勿体ないと

暫し眺めてしまいます

土筆やワラビなど有平糖はハードルが高すぎる!

出来たら楽しいでしょうね

オリンピックが無事に終了し、ほっとはしましたが

政治がらみの様々な問題を孕んでいて野次馬としては

面白いけれどーとにかく滑稽な美女応援団がいたり

心温まるシーンなど話題に事欠きませんね

まだ余韻が残っていましたが、仁和寺の御仏展へ

国宝 孔雀明王  北宋時代ですがが色合いが鮮やかー

多分修復で差し彩されたのでしょうか でも美しかった!

国宝が数多、白檀の薬師如来像と阿弥陀如来

天平と真言密教の名宝! お顔が優しく親しみやすい相貌

仁和寺以外全国から御室派のみほとけも拝観しがいありー

葛井(ふじい)てらの千手観音坐像は奈良時代8世紀!で

圧巻の国宝でした

仁和寺の観音堂が再現されていて撮影可で壮観でした!

仁和寺は随分と前に訪れていますが、門跡寺らしく

広大で格式ありだったことしか覚えてない!

入口のパネルは名勝御室櫻ー遅咲だそうですが

この春の櫻狩りは御室へ行こうと思い始めています 笑

関東辺りは3月21日と櫻開花の予報が出ていますね

櫻を詠む西行の和歌は数多で、好きな歌も沢山あります

  「老いづとに 何をかせまし此春の

              花待ちつけぬ我が身なりせば」 山家集

老花見ということをでー心に留まりました

三寒四温を繰り返しながらもうすぐ春ですね