おおつごもり! 毎年のことながら年越しの事々は積み残し!
この一年をゆっくり振り返る余裕などないのですがー
興味に任せて自由時間は使い切った感ありーです
指揮者ラザレフと奏者ベルキンは、何十年ぶりで再会
ソ連からロシアと体制が変わり、お互い隔てられていたそうです
久しぶりのコンサートだったので、「悲愴」は心に沁みました
恒例ではないのですが、第九を聴くことが出来ました
特に年末に演奏されるのは日本的現象かもしれませんね
でも勇気や希望を貰える楽曲で、エッシェンバッハは第三楽章を
ゆったりと丁寧にーその指揮ぶりが印象的でした
第九の魅力はやはり第四楽章、そして合唱です
90名の東京オペラシンガーズー中堅や若手の声楽家たち
前にも聴いて素晴らしいと想っていました
東日本大震災の直後、海外演奏家の来日がキャンセルされた
四月始め、メーターがいち早く来日しチャリテイーコンサートを
N響とG線上のアリアや第九を指揮しました
皆で黙祷し、演奏者も聴衆も心が一つになる雰囲気が生まれ
ホール全体に高揚感が広がり素晴らしい演奏でした
大津波の生々しい映像が心に焼き付いていましたからー
メーターの悼み励ましの言葉や優しさが伝わってきて
泪ぐんでしまいました、その時もこの合唱団でした!
シラーの歓喜に寄すは自由・博愛・平等を掲げ
ハ長調で締めくり大団円で完結!
あれからいろんな想いも風化してー次々と起こる
テロや事件,自然災害に世界中不安な心地!
喜びにみちて天駆けるとはいかない現実は厳しい
でも新しい年に何とか希望を持ちたいものですね
そろそろ紅白歌合戦も最終章らしい、それにしても
長時間放送!飽きず持たせるのは大変なこと!
スタッフ方々お疲れ様です
年越しはニシン十割蕎麦、蕎麦湯が濃くて風味ありー
いつも想う古歌 「昨日といひ けふをくらして飛鳥川
流れてはやき月日なりけり」
この一年は怒涛のごとく日々が過ぎてしまいました
拙いブログにご訪問頂きありがとうございました
また折々に更新して参ります
「今日ごとに今日や限と惜しめども
又も今年に逢いにけるかな」 俊成