もう一年の半分が過ぎようとしています

梅雨明けにはまだ間がありそうですが、夏花が-

季節の移ろいを唯々感じさせます

そして今日は水無月晦日の夏越!

夏越ごはんがあるようで、あり合わせでー

夏越は半年の禍や穢れを落とし、後半の半年の

無病息災を祈る伝統食とかー

茅の輪巡りのように枝豆ご飯に、赤や緑をあしらったかき揚

夏野菜の天麩羅、旬の鱧の清まし汁

かなり怪しげな夏越ご飯ですがー

やはり水無月は欠かせませんね

葛粉と米粉でういろう生地を作りましたが

柔らかさが今一つ、毎年のことですが難しいですね

でも恙なく夏本番を乗り切り年の瀬を迎えられますようにと

祈りの心地で一服です

梅雨の間に、ジャコメッテイ展に行きました

あのながーい独特の彫像は個性的!

唯一無二の特異な造形に至る作品群も面白かった!

何体も揃うと、迫力を感じます

キュウビズムの初期の作品や、晩年のエッジング鉛筆での

デッサンなど興味深いものでした

人間のすべてを削ぎ落した究極のフォルム

古代ギリシャのバイオリン彫像に想うような

肉体の本質を表現しているように感じました

初期の作品、女=スプーンは印象的

後年の犬は、壁に沿って歩む哀しげな趣

自分自身の心地と記されていました

虚飾を取り去った人間の本質は何かと

様々な想いを巡らした回顧展でした

街は七夕に向かっています!