亀戸天神の藤が見頃と聞いて出かけましたがー

本殿に辿りつくのも人、ひと、ひとーーー

境内中が藤棚で埋めつくされている!

江戸時代よりの藤の名所で、広重の錦絵にもあるのですね

亀戸の五尺藤や亀戸の藤浪と褒め称えられてきた!

見上げていると藤乃香に包まれます

藤色はとても好きな色合いで、身にまとうことが多いー

古代色の色見本をみても随分とあり微妙に色目が違います

和名は紫鳶、浅葱紫,淡紅藤、藍色鳩羽など趣ありですね

スカイツリーが大きく見えていてびっくりでした

御朱印をいただいて、夕藤銘のお茶を買いました 笑

亀戸の味噌屋へ、全国の味噌があって愉しいですね

300グラムづつ4種類を購入!

味が楽しみです

亡くなった師のお庭に藤棚があり、この季節には

よく藤を眺めながらお稽古をしたものです

久しぶりに茶箱を出してみました

箱のなかに小ぶりな道具がうまく納まります

いろんな点前がありますが、雪点前で設えてみました

振出しには金平糖、藤の花をイメージして「藤浪」

いや先の山月庵茶会記の主人公の妻は藤尾でしたから

面影を偲んで「藤かげ」かなー藤の花は華やかのようで

風に吹かれてどこか寂しげで儚げにも想われますもの

藤棚の下で野点をしたいものですが、山辺で遠目で

山藤を眺めたいですね

明日はもう立夏、蛙始鳴く候ですが、端午の節句

時の流れを唯々速いと感じています!