故郷へ向かう車窓から、雪の立山連峰 !

厳しくも美しい山塊です

もう3千メートル級の山行は遠い世界!

でも夏にロープウエイ登山で、室堂あたりを

ハイクするのもいいなーと想いを馳せてしまいます

日帰りの用事で、帰路の空港からは白山!

故郷の山河はいいですね

如月はとても忌日が多い、望月のころと詠った西行忌

明後日は利休忌

個人的にも、きぬきさらぎに逝った人が何人もー

久しぶりにN響演奏会へ

気分に合わせたわけではないのですが、マーラー「悲劇的」

生と死を象徴するような音楽語法は厳しい精神性を感じさせ

変奏や唐突に表れる特殊楽器、マーラーらしいというか

独自の音楽表現だと想わせます

終曲でハンマーで撃たれたような強奏は破滅の暗示のようで

心に突き刺さるものを残します

マーラーの個人的で予言的な作品と妻アルマは回想

自分自身へのレクイエムだったのでしょうか

 

ロンドンシンフォニーオーケストラで「Gergiev’s Marhler」を

聴きました、一番から10番まで足繫くバービカンへ通いましたが

6番が抜けていたので、これで全曲カバーできました

ゲルギエフの独特の指揮ぶり、今も目に焼き付いていますね

本当に贅沢な時間を過ごしましたが、もう10年前のこと!

 

懐かしい想い出は尽きませんが、河津桜もしっかり残ってます

「花をのみ待つらむひとに山里の

            雪間の草の春をみせばや」 俊成 

利休が茶の心を伝えていると教えた古歌に習ってー

草餅に氷雨の雪です

利休のころは干し柿も茶菓子でしたがよく合いますよ