眩しい陽光と青空に誘われて散策
建物を出たところで河津桜が!とても嬉しい魁です
海と空のゆきかう色合いも春の兆し!
先週出向いた兼六園は斑雪、雪つりを久しぶりに見ました
昨春は万朶の櫻でしたが、この旭桜には逢えなかった!
シドモア女史が日本一の櫻と絶賛した満開の姿に
この春には見たいと切に想いました
観光ではないのですが、時間があったので
21世紀美術館のトーマス・ルフ展へ
映像を素材にした作品で、宇宙空間や
この作品などいろいろなことを想起させます
鈴木大拙館は初めてでしたが、とても静謐な空間が
印象的、水に囲まれたここで過ごした時間は安らぎでしたが
日常の雑事やDEALを振り回すお騒がせの世界など
大拙がいう「無」にはほど遠い心地でした 
「現成受容」も重い課題ですね
 
酒造家のコレクションでは酉年のものが展示
酒井抱一の掛け軸はとても優しいタッチでしたし
中村梅山の絵付けもさりげなくていいですね
県立美術館の仁清の国宝「雉香合」も素晴らしかった
今回雌、雄をそろっての公開でした
 
、ルフのファイルやご朱印までもらい、観光風でしたね 笑
立春は、やはり二条后の歌を想います
   「雪のうちに春はきにけり鶯の
         こほれる泪 今やとくらむ」
    入内まえの高子(たかいこ)の恋人
業平への慕情と拡大解釈しているのですがー
この歌のために毎春、鶯落雁を打ちます
梅ではなく雪輪も添えての一服になりました