台風つづきで長月になり、7日は白露、くさのつゆしろし
今日はもう重陽の節句、でも熱風が吹いている!
秋の気配が感じ取れませんが、市場には秋の味覚!

甲斐路のブドウやあけびを見つけました
重陽なので食用の菊もー結構売り切れていて三軒目でやっとー


長月膳は重陽尽くしで、手毬寿司、あけびは蓋物
子供のころお寺の裏山へアケビ採りにいき
漆にかぶれた想い出があります
甘酸っぱい種のわたをしゃぶったのが懐かしくて
つい買ってしまいました 笑
これからも旬の秋味をさがしましょう

重陽はやはり「着せ綿」菊花に真綿を被せその露でぬぐい
長寿を願うという故事にちなんだ主菓子
久しぶりの練り切りです
でも長寿であることが必ずしも幸いとはならない昨今!
ささやかな健康寿命を祈りましょう

懐かしさにひかれて2本の映画を観ました


多くの人が「健さん」について語るドキュメンタリー
あらためて存在感のある昭和の俳優でしたし、故郷のような日本の男!
「漫然と生きる男だはなく、一生懸命な男を演じたい」という言葉は
虚像をこえて実像でもあったと想わせ、心を熱くさせます
病がなければ、もっと長寿だったでしょうにー残念です

50年前「男と女」でーダバダバダーのメロディーで印象的な名作
そのクロード・ルルーシュ監督の愛の最終章の「アンナとアントワーヌ」
インドが舞台で大人の恋愛模様に不思議な彩をそえている作品
とりとめないけれど尽きぬ会話に恋が芽生えていくさま
やはりフランスらしいエスプリを感じました
監督の言では愛とはあらがうことのできない麻薬のようなものだ!
残念ながら縁遠いことでしたね
長生きすればもう少し愉快なことがあるかしら 笑