連日の熊本地震の大災害、あらためて日本は危うい活断層帯に

立地しているのだと実感させられます

大地が揺れ動く!のは計り知れない恐怖があることでしょう

今日は列島を強風が荒れ狂い、八重桜も盛大な花吹雪!

無常の櫻散らしの春嵐でした

外出を控えて、初物の筍を茹でました





筍尽くしの夕餉になりました  木の芽がどんどん育つので

摘んで摺り、木の芽田楽味噌にー

姫皮を和えたり、筍と蓮根の田楽焼

筍ごはんが主菜みたいで精進料理のよう

たまには胃腸に優しくていいものです





山岳映画はつい観てしまいますが、ニュージランド版に続いて

日本の「神々の山嶺」、原作は初版のころ読みました

エヴェレストを舞台のミステリータッチ、J,マロリーのカメラが

謎解きの役目、1999年に遺体が発見されカメラは無く

登頂を果たしたどうかは謎のままと報道されていますね


8千mデスゾーンで凍死した主人公の姿はギリシャ彫刻

歩けなくなったら手で最後は目で歩けという言葉は

山に憑かれた男の生き方を象徴しているように感じました



スイスの山々が美しく映像で見られた「グランドフィナーレ」

21世紀の映像の魔術師と称されるP.ソレンテーノ監督

追憶のローマでもそうでしたが、一場面がすべて完璧すぎて

かなり疲れてしまうーそれだけ気が抜けないのかもー

引退した音楽家や映画監督などセレブの人間模様が様々で

人生の最期に大輪の花を咲かせる老音楽家のやはり行き様を

問うていると思いました

「今を精一杯生きる」ことに尽きるのかしらと想いました



名残りの山櫻を愛でて、「遠山櫻」 で一服

抹茶は、「ゆづり葉の昔」 上林製ですが初使い

譲り葉は譲る葉が古称でこんな東歌がありました


 「ゆづる葉の 含(ふふ)まる時に風ふかずかも」 万葉集

余震が収まり穏やかな山河になりますように 合掌