横浜元町入口にあるシドモア櫻、毎年気になる櫻木です
エリザ・シドモアは、日米友好のために櫻をアメリカに贈ることに
いろいろ尽力した紀行作家 もう百年前のことですがー
櫻を愛したシドモア、今も外人墓地で眠っています
日米友好100年を祝してポトマック河畔から里帰りした
十字架まえの小さい木と接木された元町の櫻は
シドモア櫻と名づけられています
櫻をこよなく愛し、日本で一番美しい絶賛した兼六園の櫻!
1914年に残した写真がずーと気になっていました
右側に琴柱灯篭らしいのが見えますね
昨日、兼六園の櫻見頃と聞いて、行ってきました
金沢城も万朶の櫻に埋もれている!
園内も春爛漫のさくら、さくら 曲水あたりの緑や、松と相まって
朝立で訪れた甲斐がありました
かって過ごした故郷ですが、こんなに美しかったかと感無量!
琴柱灯篭から、シドモア女史の櫻がよく分からなかったので
管理事務所で写真を確認してもらいました
そして「旭櫻」と判明、まだ開花は先なのですがー
兼六園名櫻、1820年すでに大木だったのを移植
1937年枯死しましたが、根本より「ひこばえ」が芽だし
2代目として成長した白山山桜の種だと知りました
いまも庭師たちがカルテを作り見守っているのです
いろいろ教えていただき感謝です
この「兼六園菊桜」も涙ぐましい逸話がありますね
江戸期京都御所よりの賜った櫻でしたが
1970年には枯死しました
櫻守佐野藤左衛門が何代にもわたって
「接穂」して生き延びた天然記念物の2代目!
隣には若木も育っています
これに出遭うのも感動ものでしょう
やはりもう一度日帰り訪問をしなければー
帰りがけ浅野川の畔へも、花筏が浮かんでいました
今日の花嵐でもっと浮かんでいるかもしれませんね
それにしても日本の新幹線はすごい!
櫻見だけでなく、お墓詣りもしての一日行程
日本横断も楽々とすることが出来ますね