紅葉が街中でも見られるようになりましたが
暦のうえでは「大雪」 北国ではもう降り積もったところもー
このころから本格的な冬支度となりますね
これは和菓子の飾りなどに使う氷餅 、もち米を乾燥させて作るらしい
棒寒天のような形で、砕いてまぶしたりします
雪片のようで冬に似合うあしらいになります
何年かまえになりますが、「夜咄」の茶事を丁度大雪の夜に
皆でいろいろ役目を分担し、お菓子係になりました
主菓子はご亭主の要望で雪が降り積もった感じでということでした
羊羹地に白いきんとんをのせましたが、その雪の感じが難しかったー
日本だと氷餅があるのにーと思ったものです
氷餅をのせると積もる雪になったでしょうか
銘は「雪灯り」かしら
雪の景色で、いつも心に想うのは
「花をのみ待つらん人に山里の
雪間の草の春をみせばや」
利休の茶の心を伝える家隆の和歌と習いましたが
花のさくらより残雪のしたに芽生えるかすかな草に
心を寄せるという好きな古歌です
大雪の日の懐かしい茶事を想いだしたのでー
師走になると、あちこちでイルミネーションが瞬きます
夜道で出会うとなにかほっとした心地になりますね
近くの洋館では、恒例の世界のXmas
そろそろ見学に訪れましょう!昼間大勢そぞろ歩きしていますね