一番好きな山の体験! シャモニーのグランモンテから
パラグライダーで見下ろした眺望、忘れられない景色です
順序が前後してしまいましたがーー
5年前になりますがヒマラヤトレッキングをしました
アンナプルナ山塊の朝焼けなどを仰ぎ見るだけで満足!
今年4月のネパール地震はとても気がかりでした
もう半年、ニュースによると、冬が到来する山間部の仮設住宅では
暖房設備もなく、義援金も十分にいきわたっていないとー
急な谷間にへばりつくようなシエルパの村々はどうなっているのか
東日本大震災を想うと、そに困難さは想像できます
公開された映画「エベレスト」 3Dで迫力ありました!
1996年5月の遭難事故、まだ日本にいたので
日本人女性も遭難して、公募登山隊だったことなど
とても驚いたものです
映画はこのニュージンランドの公募して集まった登山隊の
実話に添った内容、この遭難に関しては手記本が何冊も
でているのですね
俳優たちはプロ登山家ではなく、8千メートル以上のデスゾーンなどは
イタリヤの氷河やセット、それでもベースキャンプ(5364m)や
4000メートルあたりの氷雪のなかでの撮影は困難を極めたと
記されていました、設営スタッフは大変だったでしょうね
商業登山が盛んになり、登頂へのルートは大混雑というか渋滞!
そのための誤算や無理をしてでも登頂させたいと思う迷いなどが
大嵐に見舞われた不運も重なってー
ロブ・ホール隊長も遭難死!
ニュージランド気質を感じさせる演技で、ドラマティクー
半年前の地震でも、ベースキャンプには1000人もの人がいて
20名近くも死者が出たのですね
どんな自然災害でも、死と隣り合わせだと実感しました
日本人女性は登頂後下山中に力尽きたー
亡くなった人たちもプロにちかい登山家!
やはり厳しい世界ですね
20年前ですから、登山用具など古めかしいものでしたが
最新の装備だったらとー想ってしまいます
でもこの遭難事故を知り、せめて麓からでも仰ぎ見たいと
想いつづけて、本帰国してからヒマラヤトレッキングの
夢が叶いました
まったく次元の異なる里山愛好家ですがーー苦笑
これも数年前、シャモニーに一か月滞在したおり、ラックブランから
グランジョラスやモンブラン山塊がパノラマのようにー
2552mですが、ロープウエイから500メートルの標高差で
初心者向けですが^2度登りました
この景色の前で、下山きりぎりまで飽かず眺めていました!
こんな単独山行も2度とないでしょうね
生死の極限に居た遭難者たちの脳裏には
どんな山々の景色が浮かんでいたのでしょうか
計りしることはできませんが、でもあのエベレスト登頂を
目指し命を落とした登山者たちへの感嘆と深い敬意が
感じられた迫真の映像作品でした 合掌