夏至から11日目の2日は「半夏生」
この時節の半夏生が美しい建仁寺の両足院の庭園へ出向きました
鶴亀池を縁取る半夏生、ゆっくり愛でながら巡りました
片白草、半化粧とも言う草木、白くなる三枚の上葉、時期を
知ると緑に戻るとかー風や気温、月の満ち欠けで、いや
宇宙の営みで変化するのでしょうか
この気宇壮大な草木に魅了されました!
左の水月亭、有楽斎好みの如庵の写しで腰張に古い暦紙を用いた
とても趣のある2帖台目(だいめい)
にじり口よりしげしげと眺めてきました
公開されるのも稀だとかー
隣で「半夏生饅頭」で一服、朝発してきた甲斐ありーです
両足院のこの日だけのご朱印!
建仁寺の栄西禅師は日本に茶の木を招来し、茶家には大切な方
禅寺らしい凛とした佇まいに心落ち着きますね
ここにも秀吉所縁の「東陽坊」の2帖台目の規範となる茶席がー
草庵茶席っていいですね
花見小路の横道にあるカフェ。葛きりで有名な老舗のモダンカフェ
「くずもち」が絶品!柔らかさといい少し焦がした黄粉の滑らかさや
黒蜜の甘味が何ともいえませんでした
祇園祭りはまだですが、囃子が流れていたりしてます
錦市場で、鱧蒲焼と蛸、珍しい青茄子に蓼の葉!を調達
半夏生膳 鱧寿司と茄子田楽に蛸胡瓜の酢の物
鮎は間に合いませんでしたが蓼酢を作りました
かなり苦みがあるものですね
あいかわらず日帰り強行のプチ旅ですが愉しかった!
梅雨明けが待たれる文月初旬です