仲秋の名月につづく十三夜の6日は台風が直撃!
でも昨夜は月待ちのかいありで、群雲ごしに十三夜の次は十二夜月?

栗名月でもありますから、お団子のお供えではなく「栗蒸羊羹」
生栗をいれるとほっこりと美味しいですね
片身月見にならずによかったけれど、広い夜空で月待ちをしたいものです


台風銀座の日本の秋! 晴れ予報を信じて尾瀬行きを決行
夜行Busで鳩待峠に降り立ったときはまだ夜明け前
おにぎり頬張りながら、明るくなるのを待ちいざ出発!


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峠から一時間ほど下りますが、楓の紅葉や黄葉のお出迎えで落葉樹の
彩に、しみじみ秋の美しさを感じます


今年も登山口付近で熊が出没、熊注意でクマよけ鐘をついて長い階段を
転び山姥にならないよう慎重に下りました




尾瀬ヶ原にでるとパーッと視界が広がります
どの季節もいいのですが、草がもみづり秋の果ての景色が一番好きですね

点在する池塘 夏には可憐な花を咲かせる羊草ももみじしている!


木道のベンチでなんどもブレイクしながら秋色に染まる心地
80キロの荷揚げするボッカさんも休んでいましたよ
曇りときどき薄日がさす快適な歩きになりました


吾亦紅も立ち枯れていてよい風情です
逆さひうちという池塘、ひうちヶ岳は雲に覆われたままでした
至仏山は見渡せましたが、すこしづつ気温がさがりはじめ
名残を惜しみながら尾瀬ヶ原をあとにしました



望郷を感じる尾瀬! まだ在英中で一時帰国したさいにも往っていました!


こんな歌詠んでいたのですね、懐かしい!
この時の草もみじのほうがいろどりが濃い
日付は2000年10月7日だった!
ひうちヶ岳もくっきりとー

小屋のおじさん曰く「一週間まえのほうが赤かったよ」って
言ってくれなきゃね 笑
涸沢カールの山紅葉のときも「3日まえが最高だった!」と
桜も紅葉も時季を合わせるのはとても難しいものですね
でも秋のいろどりを堪能できて大満足の尾瀬行となりました


この景色 尾瀬みたいでしょう! London近郊の中央区ぐらいの広さで
公園という名の原野 毎日のように尾瀬を想いながら散策ー
でも今は、この原っぱやテームス河畔に切ないほどの郷愁をー
第二の故郷の想いが強いですね
人間とはなんと欲張りな生き物でしょうか 苦笑
寒露の今朝は沢山の白露で濡れていることでしょう!