朝茶事に活けたい「宗旦木槿」紅底で涼しげ!
暦とおりの大暑のころに伺うのは涼一味だけど
涼しげに立居振舞うのは艱難辛苦ですね
先日も夏衣で出かけましたが、着物は着てしまうと意外に涼しいもの


でもこの猛暑では食欲も進まないので、茶粥の大暑膳!
昨夜の残り物アレンジでやりいかと南瓜煮物、枝豆のすり流し
箸休めの胡桃煮や香の物ですが、塩分が多めになりがちです!
ほうじ茶の香りでさらさら頂ける茶粥に大徳寺納豆が合いますね
奈良あたりでは、夏は冷茶粥にすると書いてありました



和と洋との出逢い!新しい試みの演奏会に出かけました
能の囃子方の一噌幸弘師のプロデュースでチェロ、バイオリン
鳴物の小鼓や太鼓、シテ方の舞や謡!
彼は多才で日本の横笛だけでなくリコーダーも巧みで
笛の音を生かした作曲も手がけています


拝借したものですが、「田楽笛」 彼の考案した笛で能管より長く
多分作りは篠笛のようですが、不思議な音色で管弦楽と合う!のです
「田楽幻想」が気に入りました、田楽の舞も美しく囃子の掛け声が
メリハリを付けて居て、すべてが融合していました
伝統を踏まえたうえの演奏ですが、あらためてシテの能楽師の揺るぎない
動きなどに感心しました
あらゆるジャンルの壁を突き破って可能性豊かな表現に出会えて幸せでした!

客席が半分ぐらいの入りでしたが、熱心なフアンがいるようでした
チェロの水谷川優子さんもよかったですよ、能楽堂の雰囲気に
しっくり溶け込んでいました

これは近所の花火、今年の隅田川花火は盛大でしょうね、TVで見学!しましょう