昨日の梅雨入り宣言 二日つづけての大雨警報
先月末からお泊り中のワンコ 今朝6時 雨降りのまえに
散歩してよかった!


ワンコ共々滞在中の植木たち 長い海外出張なので預かったのですが
枯らしてしまうのは可哀そう!
まだ警報継続中で、樋に雨音がトクトクと響いています
こんな夜は静かに過ごすのがいいですね



ありあわせのつまみを肴にーでも赤ワインに見立てたブドウジュース
やはりパンチに欠けます!
今年のジュノベーゼは、アンチョービや胡桃をいれたのでコクあり
カリカリのバゲットに塗るのが美味しい!


昨夜、雨降りのなかに訪れた能楽堂の中庭!
楽しみにしていた演能、見所は満員でした!



「求塚」 2日にわたりシテを替えての企画です
いつも注目している喜多流の友枝昭世師を選びました
今夜は観世流で演じられています
万葉集の菟名日(うない)乙女の物語ですが
二人の男に求愛され、思い悩んで生田川に身を投じる
哀悼の伝承ではなく中世の視点から見ると興味深い
刺し違えてあとを追った若者、二人を試すために
射られた水鳥など悲劇を招いた乙女は後場で
痩女の面をかけた無間地獄に苦しむ死霊となる
最後まで救われない!

作者は女の内面に潜む自愛とある種の驕慢な哀傷を
見ていると記されていましたが、3人の若い命が消えるー
若さは愛おしくも残酷なものと想わせました

友枝師は立ち姿の美しさに魅了されますが
面を2回ほど照らしたり、パット両手を広げる所作
二人の男に両手を引っ張られ不実を責められる場面の
鋭さにハットするものがありました

最後も塚のなかに入り引幕が掛けられる
やはり救われることのない地獄へ引き戻された感じを
強く出していました

また他の流派でも観たいものです