折々の言の葉

コペンより帰国してまもないのですが、また居候してまーす

梅雨の晴れ間は、名残りの薔薇園へ毎日散歩!

バラの香りに包まれて心地よいことー


折々の言の葉
海も眺められて

気持がいいです!


海の向こうで

オカータンが

お仕事中ー

ワタチはいい子で

待っていますよ






今朝は、イタリヤ戦でバーバも大興奮!

でも勝てそうだったのに残念、ローマは遠い道のりか!

バーバは、ローマ史の映画を観ていました


折々の言の葉


METのオペラヴューイングのヘンデル作曲の「ジュリアス・シーザー」

確かにカエサルとクレオパトラの出会いと恋の物語!ですが

でも舞台は、19世紀のイギリス帝国主義の設えで、クレオパトラは

インドの王女のように現れ、仕草がインド舞踊みたいで愉快でした

上映時間が5時間におよぶ超大作ー歌手たちは、歌うだけでなく

ダンスや軽快な動きなどありで飽きさせない究極のエンターテイメント

どこかブロードウエイミュジカルのようでした!


シーザーことカエサルは、ポンペウス追撃のためアレキサンドリアに

入城、獅子奮迅の活躍を見せていました

「VENI VIDI VICI」  有名な来た、見た、勝った と言ったのは

BC47年、カエサル53歳で、すぐローマへ凱旋しているー忙しい!

三頭政治の盟友であったポンペウスの変わり果てた姿に涙する姿

カエサルの寛容な精神を描いていたように感じました

「ローマ人の物語」の年譜などみると、カエサルの一生は戦いに

明け暮れていた!


折々の言の葉

これはオペラのまえに観た映画「塀の中のジュリアス・シーザー」

実在の刑務所での、受刑者の演劇実習でまるでドキュメンタリー手法


BC44年 3月15日のポンペウス回廊での暗殺でシェクスピアの悲劇です


折々の言の葉


もうすぐ56歳になろうとするときの暗殺!

エジプトから帰国して2年間足らずの間に、沢山の改革をしていますが

パクス・ロマーナ、民政の充実にはやはり犠牲が伴うーのか

でも帝国化も図られているし、これ以後のローマ史も興味深いですね

この映画は、人間心理を突いた作品になっていたように思います

殆んど白黒で、最後の上演だけカラーになっていました



折々の言の葉

ヨーロッパ中に

英国にまで

ローマ軍の痕跡が

残っています


ガリヤ戦記を

はじめ多くの

克明な戦いなどの

様子を記しています



歴史家はローマが生んだ唯一の創造的天才と評していますね


折々の言の葉 ここはローマ時代の石畳で

イタリアから峠を越えて

ガリアへいく交通路ー

ローマ軍が行き交っていた!


不思議な感触でしたよ

紀元前の道ですものー

円形劇場跡は吠えると

響きましたよ


ローマ帝国史は膨大で複雑多岐

カエサルの華麗な一生も

とてもドラマテイクで面白い

もっと知りたくなりますね

拾い読みではなく、じっくり読みたいものです