三年半ぶりの日本です!
コペンハーゲンから12時間あまりの空旅!でも貨物室で、機内食などナ-イ
連休の最中の帰国便はがらがらでしたが、これからラッシュかな
引っ越し荷物のダンボールの山!
ワンコでも時差ボケ、眠いしおちつかなーいです
検疫期間が足りなくて
2が月入国出来ませんでした
オトウタンは先に帰国
オカータンとシャモニーの
友人宅に居候!
夢心地で想いだしています
今年は雪が多くて嬉しかった!
ふかふかの雪のなかで
いつも大はしゃぎでしたよ
お隣の仲良しさんとは
毎日のように森を駆け抜け
遊びました
オカータンは、モンブランで氷河スキーなど楽しんでいましたよ!
こんなに自然のなかで過ごしたので日本に順応できるかなー
コペンハーゲンの生活も楽しいことばかり!
緑が豊かだし、海を眺めながら散歩もよかったなー
じーじもばーばも毎夏滞在したので、すっかりデンマークが
好きになりました
デンマーク映画をつづけて見たそうですよ
幼女(9歳)の嘘が
まるで魔女狩りのように
主人公の人生を破滅させていく
一応嫌疑が晴れても
村八分というか、憎悪や敵意が
ますますエスカレート!
人間の心に潜む残酷さを
浮き彫りにした重いテーマです
多分どこにでも起こりうるような
問題で、怖さを感じました
森で、狩りの最中に狙撃され
誰にと問いたいけれど、やはり
リンチですよね
幼稚園の園長や暴力的な町の人達に
屈折した欲望を垣間見た気がしました
最後まで無実を自己の正当性を主張し逃げないことーが
息子を守ることであり,決して譲れないものだったのですね
流言飛語の類いや意図的な世論など、現代社会にもあること
よほどアンテナを広げていないと見誤る危険がありそうー
愛と欲望の王宮という副題
18世紀のデンマーク王家の
秘話でありスキャンダルとして
国民が知っていることと
言われています
時代背景とヨーロッパの王家の
結びつきが複雑怪奇!
イギリス、ロシア、フランスの
覇権や利権などが錯綜して
一筋縄ではいかない歴史!
特にイギリスとの関係など
興味深いですね
イギリスから嫁いできた王妃
カロリーネと,正気と狂気の
はざまにいるクリスチャン7世
そして精神を病む王の侍医のストルーエンセとの
三角関係になり、ついに許されざる不義の子を身ごもり、
宮廷の権力や陰謀に巻き込まれていく過程が
ドラマティクで圧巻でした
因みにクリスチャン7世の母は、イギリスのジョージ2世の王女
後に、デンマーク王女がイギリス王室に嫁いでいるしー
ヨーロッパの王室は、歴史的にも親戚が多い!
史実より、この禁断の恋に焦点があてられたドラマですが
重厚な作品になっています
2作とも、デンマークの名優の
マッツ・ミケルセンが演じています
美男ではないけれど、存在感と不思議な魅力がありー
王役の俳優も狂気を見事に演じきり印象に残りました
不倫の子は、宮廷で7世の王女として育てられ、デンマーク貴族に嫁ぐのも
その時代の政略結婚なのでしょう
その兄(7世と王妃の子、フェデリック6世)より、延々とデンマーク王家は
現代につながっているー開かれた王室としてとても敬愛されています
皇太子の双子ちゃんなど可愛いし人気の的!
やはり日本などでは考えられない映画公開かもしてません
2作ともデンマークの田園や森と湖、そして王宮広場など
あそこだと分かるシーンがあって懐かしかった!
「郭公 なくや皐月のあやめ草
あやめもしらぬ恋もするかな」 古今よみ人しらず
あやめは文目で、分別もなく夢中になるという意味ー
許されざる禁断の恋の引き歌になりそうですね
明日は節句、邪気をはらう菖蒲湯にでも入りたいですね
あやめ型は、この時節しか使いませんが色使いを
愉しめる落雁で気に入っています
もうすこしぱっちりとした濃いめでもよかったかもー