折々の言の葉


卯月の週末は、また春の嵐になりました

折角満開の八重櫻なのに、花散らしになりそう

不用不急の外出は控えるようにと、予報をだしていましたがー


折々の言の葉


はじめて降り立った駅近の神明宮 由来は1190年ですが

社殿は新しく、能楽殿もあります


折々の言の葉


土豪が、伊勢神宮まいりのさい持ち帰った霊石がご神体

天照大御神が祭神で、八難除を幟がはためいていました

色んな厄除けらしく、なかには庭造、出張、旅行、建築など、などー

なんでもご利益があるらしいー苦笑

八百萬の神に願う日本的な発想かもー

深い考えもなく、ご朱印をいただきお詣りしてきました


折々の言の葉


友人の奉納狂言を観るのが目的でしたが、橋掛かりがすこし短いけれど

よい舞台で、子供たちなどみなさん頑張って演じていました

老若男女、声を発し身体を動かすー親しみやすい古典芸能の

一つかも知れません 能舞台に一度立つと快感ですからー  苦笑

建物の中でない舞台、能楽殿は本来の姿でしょうし、いいものですね


その昔、奈良春日大社では芸能集団は西の鳥居から入り影向の松に参拝し、

その先の旅所で奉能したと記されています

能舞台の原型らしいと宮司さんから聞いたおぼえがあります

社寺に奉納する意味は今より深いものがあったことでしょう

ご奉仕って、昔も今もいろんな関わり方や意味つけがありそうー

古典の習い事は、なかなか難しい世界かもしれませんね


あまり風雨が強くならないうちに無事奉納されたようで何よりです

境内の古物市も、すぐ店じまいしていましたものー


折々の言の葉


雨露を含んで、八重の紅が濃く見えていました

こういう日は、春膳でゆっくり過ごしました


折々の言の葉

折々の言の葉


今は旬が際立たない食材

でも櫻鯛で鯛めし

すこし大きくて切ってしまった!

御祝い膳だったら、不可ですね


初物の筍、三陸のわかめ

空豆の炊き合わせ


蓮根のきんぴら、辛子菜の花

鶏蒸し煮

五目干し大根など箸休めです


また新筍で、筍ごはんも愉しまなければー

うどがおいしいころに、春野菜を入れた沢煮碗を作りましょう

自分で調理すると、あまり食べたくなくなるので困りものですがー

明日は花祭り、甘茶をいれてよく飲みます

ほのかな甘味が、身心を癒してくれますよ

かなり功徳が足りないけれどー 苦笑


折々の言の葉