折々の言の葉


この夏を主に過ごしたコペンハーゲンより、旅中の小旅をしました

はじめての都、プラハ! ガイドブックの拾い読み程度の知識しか

ありませんでしたが、いろいろ懐がふかそうな中世の美しい街!


折々の言の葉

有名なカレル橋、橋塔から観光客がひっきりなしに通ります


折々の言の葉
橋の向こうはプラハ城!


聖人が立ち並ぶ橋

露店や音楽や絵描きさん

スリも多いらしい石橋

立ち止まって見ていると

なかなか向こう岸に

辿りつけない 笑


とても絵になりますね



折々の言の葉
神聖ローマ皇帝カレル4世が

1357年より建造をはじめ

1402年にできた欧州では

最古の石橋


ローマのサンタンジェロ橋は

これを真似たものらしいです


30の彫像はバロック様式

一体ずつ見ていくのも大変!


五つ星の、ヤン・ネポムスキー

王に王妃の懺悔を教えなかった

ので、迫害されて

川に沈められ殉教した聖人!


この十字架に触ると

五つの願いが叶うそうです


足を止めている人達が

多いけど、ちょっと

手が届かない!


折々の言の葉

でもこれは皆が触って

ピカピカに光っていました


古今東西、同じことを

願うものなのですね







折々の言の葉

橋を渡り、狭い小路をエンヤコラと登ると、プラハ城の広場

百塔の街といわれるように、その家並が美しい!

プラハはヴァルタル川を挟んで、旧市街が遠望でき

いかにこの川の流れが重要かが分かります


歴史的にも9世紀のモラビア帝国にはじまりボヘミア帝国

そして17世紀からは、ハプスブルグ王家の支配

共和国になったのは第一次大戦後、でも試練はそのあともー

ドイツ・ナチの占領、第2次大戦後もソ連の支配下におかれ

スロバキアと分離、独立を果たしたのは1993年!


いまは国民の大半がチェコ人、これまで強要されたドイツ語ではなく

モルダウ川(ドイツ読み)ではなく、ヴルタヴァ川!

冷戦時代に駐在していた友人の、名高い秘密警察の話など

聴いていたのですが、いまは解放感にあふれた観光立国


ノーベル平和賞のEUの一員で、入国などパスポートも見ないです!

まだユーロ加盟していないので、通貨は、チェココルナ

はじめてで、最後まで日本円に換算できなかった 苦笑


折々の言の葉

観光案内みたいですが

プラハ城には、いくつもの

見どころ建物があり

共通券で効率よく

回れるようになっています


後日個々で観たいところが

あったのですが、共通券しか

発売しないとー


このあたりが官僚的かなー


これは広場をくぐると見える

聖ヴィート大聖堂

とにかく高すぎて、引いても

フレームに収まらない!

さすがにゴシック様式です

天にも届こうという願望を

強烈に印象づけます

見上げていると

首が痛くなります!



近年まで建造がつづいていたようです

内陣も素晴らしく豪華です

ステンドグラスが眩かった!


折々の言の葉

折々の言の葉


聖イジー修道院

赤くて印象的

912年のロマネスク様式で


内陣もなにか和らぎに

満ちていました



折々の言の葉


黄金の小路

カフカの住んだ

小さな家もありましたが

これもコースに組み込まれ

自由に小路を行き来できない!


たんなる通りなのにね


葡萄畑を通って、ちいさなレストランにより丘を降りました

その後雨の日なら、混み合っていないかなーと行きましたが

登り道は、傘の連続でした!

やはり観光客が多い夏でした

旧市街のことなどは、次号にしましょう


折々の言の葉