
行楽日和だった連休、近場で愉しみました
文楽の会場にいく途中に、JAZZバンドが!
3000人が出演の
「街全体をステージに」で
各所で演奏する企画
この港街には
JAZZがよく似合うかも!
そういえば家の近くでも
学生バンドを見かけました
この建物の中だけでも何か所もありました
時間まで、何曲が聴きました
天井が高いので、よくスイングしていましし、みんな愉しそう!
歩いてすぐの文楽会場、ガラリと異なる空間ですね!
愛らしい禿(かむろ)のお出迎え
近くで見ると、とても精巧です
絆の募金箱に寄進したひとに
お礼をする仕草がなんとも
可愛いらしく、一緒に
写真を撮るひとが大勢いました
今年度の地方公演ですが
近くで公演があると便利です
文楽の助成金をめぐって
この3日でしたか
大阪市長と文楽協会の
公開話し合いの記事を
読んだばかりー
すこし複雑な思いの
観劇になりました
「桂川連理柵」
かつらがわれんりのしがらみ
始めて観る演目でした
お目当ての三味線の清治が
休演ですこしがっかりー
いかにも世話物の心中物語
1781年、京都の桂川での事件
38歳の男と14歳の少女の遺体が
川原で発見されたというのですから!
昨今のTVドラマを観ているような筋立てです
たまたま同宿した長兵衛と隣家の娘、お半とが思わぬことにー
いろいろな人物が、織りなすしがらみが絡みもつれて
身ごもったお半の死ぬ覚悟に、やはり死出の道連れとー
分別のある38歳! ないのかもーふっと切れていまう分岐点が
見どころ、聴きどころに想いましたが咲太夫の語りが切なかった!
それにしても妻お絹が、夫の自害をおそれ、何とかしようとする
賢さや、健気さには心打たれます
昔の14歳は早熟だったとしても、やはり長兵衛さんは
ふがいない!
人情の機微を理解するのは修行が足りないかしら
公演がおわってもロービーで、咲甫太夫さんたちが
次回公演のパンフを配っていました
こういう中堅や若手の人達が、安心して芸に精進できる環境が
なのより大事です
梨園の歌舞伎や能楽の役者などとは、また違う事情が
文楽にはあるように思います
市長が言うように興行努力も必要、でも古典芸能を守るのは
自治体だけでは負担が大きすぎるでしょう
今回は凍結していた助成金を交付したそうですが
税金を使う助成ですから、もっと有効な手段を考えて欲しいものです
この地方公演も、助成をえて成り立っていると記されていました
東京公演などは満員ですが、本家の大阪では空席が目立っていたように
思います
興行として成り立つことも大事ですよね
三位一体の世界でも
稀なる芸能ですもの
やはりみなで守り
育てていってこそ
日本文化と言えるのでしょう
政治のしがらみが
少なくなり、よい解決策を
祈りたいものです
帰路もJAZZ演奏を聴きながら
立ち寄ったのは、やはりここ!
なんだか節操がないようですがー笑
まず北ドイツの
ドゥンケル
麦芽の香りが
香ばしい味でした
30分飽きさせないで、会場を
盛り上げていきます
わが脳内は、いろんな音色の
カクテル状態 笑
これは今回初出店
バイエルン王家の
ルードヴィッヒヴァイスビア
色目よりあっさりとした味
すこし飲み過ぎたかな
回りの孫世代の若者と
何度もグラスの底を
合わせて乾杯!
とても親切で、フォークダンスまで
踊り、調子に乗り過ぎたかもー苦笑
バンド演奏者のエンターテイメント力には
感心しました
本場ミュウヘンのオクトーバフェスタに
行けたらいいですね
徒歩圏内で、十分楽しめた連休になりました!