ポトマック河畔の桜の寄贈事業に貢献したシドモア女史
1884年に初来日していらい日本中を旅行して貴重な写真を
残しました とくに日本の桜に魅せられ愛でました
日本で一番美しいと称賛した、金沢の櫻!
兼六公園の池の畔で、琴柱灯篭が見えます
現在も残っていたら素晴らしいですね、こんど確かめてみましょう
100年前の日本の姿を映した貴重な写真、27点が展示されていました
ほのかに色彩があり、とても鮮明です!
子供の表情がいいですね
背筋がピーンと伸びている!
庭でピクニックと書いてあります
なんとも可愛い光景です
感じられますね
質素だけど、とてもよく
躾けられていて微笑ましい!
ほのぼのとしました
桜の枝越しにポーズ!
いまごろの季節ですね
これは茶道を嗜む芸者たち
このほか様々な人物が
写されていて明治のころの
風物詩になっています
日本の美しい自然、棚田や海の景色、郷愁を感じますね
桜をアメリカに贈ろうとした経緯も書かれていました
来日したとき、皇室の園遊会に招かれ、ヘレン・タウト(後に大統領夫人)と
知り合い親しくなったようです
タウト夫人の手紙によると「櫻についての貴女の提案、ありがとう
本件が取り上げられるようお約束しますー」とコピーがありました
高峰譲吉博士(タカジアスターゼを発見した、夫人は米国人で
加賀藩の御典医の家柄の生まれ)の尽力がありました
時代は明治の日露戦争!ドラマですね
日米の懸け橋になろうとした人達が奔走し
1912年3000本の櫻の苗木が、東京市から
ワシントンに贈られたのです!
100年間、それを大事に育ててきた
アメリカの桜守に感服します
そして今も多くの人達に愛されているなんて!
やはり友好のシンボルですね
シドモア女史はスイスなどに住んだのち、駐日大使だった兄のもとへー
そしてこの外人墓地に葬られました
今日はそのお墓を見つけました!
100年を記念して墓前祭があったようです
傍の里帰りした桜はまだ殆んど開花していませんでしたが
もうすぐでしょう
写真によると、このように桜に覆われるようです
いかにも桜を愛した女人に相応しいですね
墓地には桜がよく似合います!あちこちに咲いていました