連日映し出されるタイの洪水!

内陸部の記録的な大雨が要因とはいえ大潮にはより被害が広がるとー

今港近くに住んでいても、、あまり潮汐には気が付きません

釣り船屋には必ず潮見表があるでしょうね


折々の言の葉


かってテムズ川の河畔に暮らしていた時は川の水位の変化に驚きました

例えばこのPUB 階段の上にありますね、ここまで水が上がってくるので

庭さきは水浸し!でも夏などは膝まで水に浸かりながらビールタイム!

向こう側にハイタイドのときの入り口があり、濡れないでも入れますよ!


折々の言の葉

PUBの先の道は冠水してますが、住民はよく知っているので

上の道を利用したり、PUBで水が引くのを待ちます

外部から来た人が止めた車が浮き上がっているのを

見かけたこともあります


折々の言の葉


折々の言の葉


季節がバラバラですが橋をくぐったところでは、ボートの上の草むらの所が道

ここまで冠水すると普段の川面より2メートルは上昇しています

地元の新聞には毎日、ハイタイドとロウタイドの時刻や水位が載っています

ハイタイドの大きいときは、この遊歩道のベンチまで水没!

水鳥がベンチの上を泳いだりしていました


折々の言の葉


テムズ川は346キロメートルでロンドン市内を蛇行し北海に流れています

河口から90キロあたりまで、北海の潮汐の影響をうけるそうです

河口にはテムズバリヤーが1980年に設置され、ロンドン周辺を水害から

守っています

ハイタイドのときは川の水がかなり激しく逆流しているのを見かけたり

川邉の散歩で帰りには通れなくて、PUBの暖炉のまえだ過ごした時間を

懐かしく想いだしました

この地域での満ち干はむしろ水との暮らし方のひとつだと日常的に愉しんで

いましたが、タイの洪水は深刻な自然災害です

最近は気候の変動があまりにも激しい!やはり備えは必要なのでしょう

英国も中部ではかなりの頻度で洪水が起きていましたが、もっと

護岸工事をするべしという声をあまり聞かなかったような気がします

サウスダウンといわれる緩やかな丘陵地で、日本の地形や河川とは

流れなど違いますから単純に比較はできませんね

この地域は自然保護区で水辺の植生を守るためだと聞いたことがありまた

このヒルからの眺めは、200年以上前のターナーの絵と今も変わりません

これも英国的!ナショナルトラストの生まれた風土ですね

折々の言の葉