先週の土曜日のことです。


夕方家に帰ると、茶の間に見慣れない物がありました。


親が、家のどこかから出してきたという、


古い

『七輪』でした。


私、ずっと実家暮らしなのに、見た記憶がまったくありませんでした。

聞けば、私が産まれる以前に蚕を飼育していたそうで、その頃使用していた物だそうです。


私の家は古い日本家屋の為、冬はとっても寒いのです。

茶の間も、ストーブ2個つけて室温10度以下だったりします。

そんな寒さを打開すべく、親も張り切って発掘してきたということでした。



そんな年代物の七輪の上には、


同じく年代物で、
以前使用していた残りが、まだまだ沢山あるという


灰色の…


『練炭』。


あ、あの練炭(οдО;)!?


そう…その練炭は七輪の中、不完全燃焼でもくもくと白い煙を出していたのでした。


え、大丈夫なの(οдО;)!?


あまりのもくもくっぷりに衝撃を受け、親もその日は使用を諦め、七輪を室外へ持っていきました。


それから数日、親と七輪の格闘が続きました。
着火剤を使ったり、増やしたり、黒い煙を出したり。


その甲斐あって、昨日からちゃんと煙も出さず、赤い火を灯しています。



ええ、確かに部屋はすこし暖かくなったような気はします。


でも、焦げ臭いような埃くさいような(古いから?)なんとも形容しがたい匂いが部屋中に立ち込めています。

親は子供時代から嗅いでいるそうで、全然気にならないらしいのですが。


それに、

茶の間にすきま沢山ありますけど。

この部屋にずっといたり、うたた寝とかしても、大丈夫なのでしょうか(-.-;)?



ちょっと、いえ、結構怖いです。


しかしながら、家に以前からあるものを利用して暖をとる、という財布に優しい考えには賛同している私。


ということで。

部屋の換気に気をつけつつ、同居できるかどうか、引き続き様子を見守りたいと思いますっ('◇')ゞ!!