疑心暗鬼

会社からの帰り道、アイスが食べたくてコンビニに立ち寄りました。

車を停めて外に出ようとしたその時、私の車の左前に、ビニール袋を持ったおじさんが立っていました。

おじさんはスッとしゃがみ、またすぐにスッと立ち上がりました。

今度は車の右前に移動して同じようにしゃがみ、さらに車の後ろでもしゃがんでいました。
同じように横に駐車しているほかの車の前後でも、立ったりしゃがんだりしていました。

その不可解な行動を見て
（ナンバーチェックかな？）
と思いましたが、よく動作を見てみると、地面に何かを置いているような感じです。
ちょうどタイヤの通り道あたりです。

（まさか画ビョウ！？…な、なんて奴だ！！）
と思いました。

でも、
よくよく見ると…何かを置いているのではなく、何かを拾っていました。


そう、
ゴミを拾っていました。


いい人です。

普通に見れば、いえ、どっからどう見てもゴミ拾いです。
自分の疑心暗鬼ぶりにびっくりしました。

何かと物騒な世の中ですが
「人を見たら泥棒と思え」とか「簡単に人を信用するな」みたいな事が常識になってしまうのは、なんだか哀しいなって思います。

ええ、もちろん自分に言い聞かせていますよ(-o-;