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今日、会社の有志でカヌーに乗った。
カヌーというのは…簡単に言うと、前に進むボート、です。

1人で1艇に乗り、川を1キロほど、午後の暖かい陽射しを浴びながら、のんびりと往復した。

私は普段、車でその川の横を走ってる。特に見る景色はないと、目を向ける事もない。


けれど今日、水面から見た景色はとても綺麗だった。

青い空、紅葉が始まって色づき始めた木々、陽光にキラキラ輝きながら景色を映す緑色の水面。
澄んだ風と、水の音。

心を打つものがこんなに近くにあるのに、普段は見ることも気付くこともない。

なんだかもったいないことだ。
そんな風に、見えていないすばらしいもの、沢山あるのかもしれないな。