昨夜、同僚3人と飲みに行った。
2次会のカラオケに持ち込む食料を買いに、深夜のスーパーに行った。

買い物を終えて店を出ようとした時、
私は、出口付近に立っていた警備員に目が釘付けになった。

車に戻ると、全員一斉に疑問を口にしていた。


「今の警備員…人間?それともマネキン?」

そう。
男性の警備員なのだが、スリムで背が高く、スタイルはマネキンそのもの。
しかも見ていた何秒間、彼は作られたようなポーズのまま、微動だにしなかったのだ。


「気になって見てたら目が合っちゃった」

同僚のその一言で、人ということに結論づく。

それにしても…人かマネキンかわからない人を初めて見た。

…目の動くマネキンだったらどうしよう。