中国の富裕層はたとえ高いお金を払うことになろうと、シャネル(Chanel )やBMW 、フランス産のワインといった外国のブランド品を好む―今週発表された調査の 結果から、そのブランド志向の高さが明らかになった。

 この調査は北京、上海、南部の都市広州(Guangzhou )の3都市に住む年収1万6000ドル(約170万 円)以上の市民1800人を対象に、マスターカード・ワールドワイド(MasterCard Worldwide )が 行ったもの。

 調査の結果、56%以上が外国の有名ブランド品を好むことがわかった。

 回答者の大部分はブランドについて「とても重要」「重要」と答えた。また92.7%は、ブランド品を選ぶ主な理由として「高品質だから」と回答した。

 そのほかのブランド品選択理由としては、「認知度の高さ」68.3%、「見た目とデザインのファッショナブルさ」58.5%の2点が目立った。

 自動車および腕時計のトップ10ブランドに挙げられたのはいずれも外国のブランドで、それぞれナンバーワンに選ばれたのはBMWとロレックス(Rolex )だった。

 ファッションでも外国ブランドの強さが際だった。トップ10ブランドはやはりすべて外国ブランドで、ナンバーワンはシャネル、ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani )がこれに続いた。

 ワインについても同様の結果が得られた。国内ではワインを飲むことは比較的最近の風潮だが、特に富裕層のあいだでは急速に人気が高まりつつある。回答者 の80.7%は、フランス産のワインが最も好きだと回答した。
米国経済誌「フォーブス」のウェブサイトが14日、中国で年齢の低い富裕層が急速に増加しているとの記事を掲載した。とくに中小都市で若い富裕層が急増す る傾向が顕著だという。環球時報が伝えた。

中国市場研究グループ(CMR)のShaun Rein代表によれば、中国で消費の中心に位置するのは32歳以下の層だという。米コンサルタントの大手であるマッキンゼー社の報告では、中国の富裕層は 日本やアメリカと比べて20歳若く、45歳以下が富裕層に占める割合は80%にのぼる。ある会計士は、中国では全体的にみると貯蓄率が高いものの、こうし た若い富裕層の大部分は、蓄えるよりも消費する傾向にあると指摘している。
中国で2007年末までに全人口13億人中、34万5000人が富裕層となるとの見通しを、米投資銀行メリルリンチ(Merrill Lynch )が18日、発表した。アジアでは 日本に次ぐ富裕層人口となる。

 同銀がコンサルティング会社キャップジェミニ(Capgemini )と共同で行った調査によると、過去12か月で株価 が130%も急騰したことなどに押され、資産百万ドルを超える中国人人口は前年よりも7.8%増加した。

 メリルリンチ幹部のFrancis Liu 氏は「中国経済は2006年、輸出の急成長 や国内消費の増加によって新たな好景気に突入し、株式市場からの収益によって、多くの富裕層の資産や持ち株の価値がさらに上がった」と分析する。

 中でも「超級富人」と呼ばれる、金融資産3000万ドル(約35億円)以上の超高額個人資産家(Ultra-High Net Worth IndividualsUltra-HNWIs )に数えられる個人が、4935人いるとい う。