今日は外食に

 

イオンのフードエリア

 

寿司に決めてお店に入る

 

娘は好物のアジ系が全て売り切れで残念がっていたが

 

まぁ よく食べていた

 

 

今日も息子の席に

 

鮪 海老 納豆巻きを箸と一緒に並べる

 

店員が寿司を持ってくる度に〝その席〟をチラ見していたが

 

もう慣れた

 

 

息子がいた頃も4人でフードエリアに来て

 

いろんな店でよく食べていた

 

その中でも 息子が好きだった店

 

好きなメイン料理を決めて

 

焼きたてパンorライスの食べ放題の店

 

嫁 息子 娘はパンを 私はライスを選んでた

 

 

 

ある日

 

私はいつものようにライスを選択

 

テーブルに届いたライス...

 

酷かった

 

ベチョベチョの潰れた米と 固まったカピカピの米が混ざった

 

最悪のライス

 

恐らくは 夕方早くに入店したので

 

お昼からの余ったライスを提供されたのだろう

 

長時間保温で周りはベチョベチョ 上はカピカピとなったライス

 

その部分を除かずにお皿に盛ったのだろう

 

 

一応我慢して食べていたが 本当に不味く ライス好きの私は段々腹が立ってきた

 

店員を呼んで言うのも偉そうなので ライスを持っていき

 

他の客には分からないところで話に行こうと席を立った瞬間

 

隣にいた息子が 私の腕をつかみ

 

「父さん やめとき....」

 

落ち着いた口調で私をなだめ 制止しようとした

 

でも私は「コレは店の為に言ってあげたほうがええねん」

 

そう言って 伝えに行った

 

 

店の人も納得してくれ ライスからパンの食べ放題へ変えてくれた

 

その後も 隣の店からライスを分けてもらい それも提供してくれた

 

 

いつも 何かあるとワーワー言う私  いつも落ち着いた行動をとる息子

 

砂糖ミルク入りのコーヒーを飲む私の横で  中1からブラックの息子

 

他にも...

 

どっちが大人で子供なんだか

 

 

 

 

 

 

〇〇

 

君が父さんを制止した時

 

正直驚いた

 

そんな事言われたのも

 

あれが最初で最後だったね

 

でも そのあとパンを食べながら

 

内心は嬉しかったよ

 

 

 

君の成長を感じる事

 

背が伸びたなと思う時

 

ゲームで本気を出しても負けた時

 

普段の行動からも色々あったけど

 

この時は 本当に大人になったな

 

そう思ったよ

 

精神年齢はとっくに父さんを超えてたのかな

 

だからといって彼方に還るのは早すぎるよ

 

 

 

あの思い出が強すぎて

 

あの店だけは 未だに入れない....