息子が小学3,4年だったと記憶している。
当時は子供も幼く、私、嫁、息子、娘の4人で同じ部屋に寝ていた。
ある日の深夜、地震発生。
私は瞬時に立ち上がり次の行動を考えようとした際、
寝ていた息子が〝サッ〟っと横の小さな机の下に入った。
後に、学校で習った事をとっさに実践した事に感心したが、
その瞬間はそう思わなかった。
なぜなら、机が小さすぎ頭と胴は隠れるも、おしり丸見え状態。
すぐに地震も収まったので、只々かわいらしく思い、出てくるまで眺めていた。
(正にこんな感じ。※済みません、画像をお借りしました。)
それを思い出し、あの日より見れていない幼い頃の写真を見ようとするも、
やはり見れない。
何故だろうか。
2、3年前の写真なら見れるのだが、幼少の写真はどうしても見れない。
仕事中、スマホのアルバムを開き、上部のスライド欄に幼い息子の画像が
出る事もある。その時も慌てて違う画像をタップする。
〇〇、
幼少の君、記憶では見れるけど、この眼で見る事が出来ない。
しばらくは記憶で見る事にするよ。
今は思い出せないけど、他にも頭に記憶してる映像があるだろうから。
写真を懐かしく、愛おしい目で見れる日は、
まだまだ先な気がする...。