にょんもー♪


今日はなんだかみょーに腰が痛いふゆのこです$○o。*SmiLife*。o○---★2016年までにCanCamに「今、ステッキがアツイ」と書かせます★----DIMG00110003.gif

低気圧のせいかなー??
とりあえず今日は大人しくしていようかと思います♥akn♥


今日紹介する本は先週読んだのですが、面白すぎて一気に読み切ってしまいました!
東野圭吾さん、さすがですキラキラ

パラドックス13/東野 圭吾

¥1,785
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【あらすじ】
13時13分からの13秒間、地球は"P-13現象"に襲われるという。
何が起こるのか、論理数学的に予測不可能。
その瞬間――目前に想像を絶する過酷な世界が出現した。
なぜ我々だけがここにいるのか。
生き延びるにはどうしたらいいのか。
いまこの世界の数学的矛盾を読み解かなければならない。
(本の帯のあらすじより転記)


ひとつ言っておきますが、数学が苦手な人でも全然大丈夫です。笑


この世界感は東野さんだから出せる!
本当にひとつの世界を創り上げるこの才能は天才だと思いました。

現実離れした世界のはずなのに、登場人物たちに人間味が溢れているせいで妙に現実感がある。


そしてこれは東日本大震災ののちに読んだことで、なおさら考えさせられることが多かった。

大きな大きな自然を前に、人間に何ができるというのか。
文明の利器に囲まれた現代の人間社会で、それらが壊されたとき、人間はどう生きていくのか。
人はアダムとイブになれるのか。


登場人物のひとりの言葉が、妙に印象的でした。

「私は今、どうにかここまで来た。年寄りで体力がないうえに怪我をしている。それなのに助けられた。皆さんのおかげだ。身体を支えてもらったり、手を貸してもらったりしなければ、到底無理だった。それで思うんだよ。真の老人福祉とは、手すりをつけたりバリアフリーにすることではないとね。足腰の弱った老人に必要なのは、そんなものではんく、手を貸してくれる人なんだよ。それが家族であれば理想的だ。近所の人でもいい。ところが国は、家族がばらばらに生きていかざるをえないような国づくりをしてしまった。他人と関わりを持たないほうが得をする世の中にしてしまった。その結果、一人で生きていかねばならない老人が増えたわけだが、その事態を国は文明の利器で対応しようとした。で、老人はそれらに頼り、一人でも生きていけると錯覚する。私も錯覚していた一人だ。」



今だからこそ、ぜひ読んでいただきたい一冊です。





このいのちに感謝をキラキラ


今日もハッピーでいきましょうcrmlキラキラ