中学生の私は
毎日死にたかった。
大人は誰も信じられなかったし、
悪口と噂で充満している学校は嫌だった。
毎日、朝が来るのが憂鬱だった。
先日、ブログに事故のことを書いていることについて
「でも、思い出すのつらいんじゃない?」
と聞かれた。
私はなんと答えていいか迷って
「全然つらくないですよ。
事故のことは”いい思い出”くらいに思ってるんで。」
と答えた。
もちろんその気持ちは嘘じゃない。
でも。
あのとき私は、生きたかった。
生きていることに感謝していた。
話すことができる。
食べることができる。
大好きな人がいる。
大好きな人がそばにいてくれる。
私が生きていることを喜んでくれる人がいる。
”命”を感じることができる。
中学の頃の私は、
からだが元気でも、心はいつも死にたがっていた。
そのときに比べたら、
痛いほうがよっぽどいい!
あんなに死にたかった自分が、
今、
”生きている”ことに感謝している。
人生って、不思議。
もしかしたら、神様は、
私に”命”の大切さを教えるために
事故を起こしたのかもしれないね。