リュープリンで性ホルモンを抑えつつ、プリモボランで成長を刺激すれば身長が伸びる。

当時、そう理解していました。
だからこそ、治療がリュープリンのみになったとき、焦りがありました。「抑えるだけでは、やっぱり身長の伸びを妨げてしまうのではないか」と。

国立成育医療研究センターや世田谷区の個人クリニックに通うことも真剣に検討し、遠方のため、旅費や宿泊費を試算しました。

“何かできることはないか”
その思いで、毎日のように情報を検索していました。

いっそリュープリンもやめて自然に任せ、このまま3年早く訪れてしまった成長スパートに委ねるべきなのか…そんな考えが頭をよぎることもありました。

本当に、迷い続けた時期でした。



当時参考にした書籍です