バリューを下げるな！！

　加藤正直堂は営業ルートの一つとして、楽天ビジネスに出展している。

　ビジネスマッチングサイトだ。　http://business.rakuten.co.jp/syoujiki/


　本来、楽天（てか三木谷）自体が大嫌いなのだが、システムとしては本当に良くできている、大成功のビジネスモデルであると認識しているので、使用はしている。当然、有料であり、課金制でもあるので、こちらの都合で便利使いをしているということだ。


　投稿された案件に対して、出展者が手を挙げ、商談権を勝ち取りプレゼンをしていくのである。

　
　どうでも良いが、案件そのものがしょぼい。せこい。


　右も左も分からない投資という頭のない個人商店レベルならば、仕方ないとも思うが、それなりの実績のある法人がとんでもない（低い）予算設定で案件を出してくる。

　当然、そんなものは無視するのだが、出展者の中には、食いついていく人たちも沢山いる。背に腹は代えられぬということなのだろうか。
　仮に商談のチャンスを勝ち得ても（契約に至らなくても、1,000～3,000円は課金されてしまう。


　とりあえず、商談にまでこぎつけて、その後の営業で総予算を膨らませようという魂胆なのかもしれないが、それはかなり厳しい道のりだろう。


　そんなことより、そこは一つグッと我慢して無視するべきなんじゃないか。


　己のバリューをさげて、パイの奪い合いをしたって、先は見えないぞ？


　ウェブ制作（だけではないが）というまだまだ制作費の不透明なもののバリューを上げていくためには、クライアントの啓蒙も必要なのだ。


　大阪だけではなく、今のところ、日本経済の末端は地盤沈下を起こしている。