指定医療費助成の申請はお早めに | 下垂体腺腫の闘病記録

下垂体腺腫の闘病記録

2019年、下垂体腺腫と診断されてから手術で全摘へ。

手術を受けてから約3ヶ月。

申請していた医療費の支給も振込が無事にされました。

私としては、これからも定期的な通院はあるけれども、

お金の部分がひと段落したので区切りがついた気分ですショボーン

 

 

お金といえば!

脳外科に行って明確に診断された日に、

とにかく急いで申請して、と病院の方に教えていただけたお陰で、

自己負担額は大幅に減りました。ありがたい〜〜

 

そこで!私が申請した制度をご紹介します!

※私が申請した時点での情報なので、変更が生じている可能性があります。最新情報については確認をお願いします。

 

 

おすましペガサス難病医療費助成

私が罹患した「下垂体性TSH分泌亢進症」は指定難病のため、

医療費の助成を受けることが出来ました。

TSH以外でも、下垂体性疾患で難病に指定されている疾患はいくつもあるので、

まずは該当するかどうか難病情報センターのウェブサイトで確認を。

 

手続きの流れとしては、

(1)地域の保健所・保健センター・役所などで申請書類一式をもらう。

(2)提出資料の一つである「臨床調査個人票」の記入に必要な検査を受け、結果を担当医に記入してもらう。

(3)自分で記入する書類を記入する。(申請書とか、同意書とか)

(4)提出。

 

ポイントとしては、

(4)の提出をいかに早くするか、です!

 

というのも、この難病の医療費助成は、

申請日を基準に、申請日以降の医療費に関して助成があるので、

申請日以前の医療費については助成されません。

節約という視点では、お金のかかる治療は申請日以降に受けたいところ。

 

といっても、申請のための検査(2)は、必要な検査なので、これは諦めて払おう。

 

申請後、無事に審査に通って認定されると、

「特定医療費(指定難病)受給者証」という証明書などが届きます。

受給者証が届いたら、それ以降の通院時に受給者証を持って行くと、

窓口負担が2割になったり、1ヶ月の自己負担上限額が大幅に引き下げられます。

 

※自己負担上限額は、所得によって異なります。

一般所得で、

市町村民税を払っていて、7.1万円未満の場合は、10,000円、

市町村民税が7.1万円以上25.1万未満の場合は、20,000円です。

 

 

私の場合、申請から認定までに3ヶ月かかりました。

診断されてから手術までも3ヶ月弱だったので、退院したら家に届いていました。

 

この、申請から、受給者証が届くまでの期間は、通常の医療費を病院の窓口で支払いますが、

申請日以降の医療費に関して助成してもらえるので、申請日までさかのぼって清算します。

自己負担上限額を超えた部分が戻ってくるのは大きい!

 

清算するためには「医療費支給申請書 兼 口座振替依頼書(難病用)」の提出が必要です。

申請日以降にかかった病院や薬局へ行き、必要事項を書いてもらいましょう。

書類の記入に手数料が必要な場合もあります。

私は1回だけ行った病院だけが手数料がめちゃくちゃ高くて、

そこは治療費も大した金額ではなかったので手数料の方が高いと判断して

そこの書類は提出しなかったですガーン
 

 

私が手術を受けるまでの治療に使った薬は結構高かったし、

手術ってどれだけお金がかかるんだろうと思ったけど、

最終的には自己負担上限額を超えた部分は、助成金でケアされるとわかっていたので、

安心して治療を受けることができました。

 

 

他にも申請した制度があるので、

それはまた次回!