今日の新たなコロナ感染者は二名。きっと25日には解除になる予感。
確かに経済が止まった今。日本は大丈夫かという不安がある。すでに店じまいした店舗はいくつもあるし、きっと通常に戻ると失職者が山ほどなんだろうなという予感。コロナは人々の命を脅かし、日本という国家を脅かすのです。細菌はミクロの世界ですが、ウィルスはナノともっと小さい。そんな小さな小さな生命が人間みたいな大きな大きな存在を脅かすのですから大したものです。
しかし、世界的に見ると日本はコロナ19で感染して死に至るケースが少ないとか。どうも、同種の弱いウィルスに感染していて、日本人はすでに免疫を獲得しているのではないかという説がある。
コロナの類は普通の風邪の原因となるウィルスで非常に身近なものである。看護学校の微生物学のテストで出題された事があるくらいだしメジャーである。そのウィルスが世界的な脅威を覚えさせるなんて・・・私的にはちょっと吃驚なのである。「風邪は万病のもと」で、たかが風邪でも命を脅かす事は以前からある。考えてみれば確かに怖いかも。
ゴールデンウィークが明けて、日増しに街の人並みが多くなっていくのを感じる。それも不要不急の外出の多さを感じる。
まだ東京は“ステイホーム”なのだが・・・。自粛疲れなのかも知れない。
近所の子供たちも、夏休み気分という感じ。しかし、お休み大好きな子供たちも予想外の長期休暇で時間を持て余しているのだろうな。普通の長期休暇と違うし。
学校が始まってからが心配事満載だろうな。長期休暇のあとは、不登校とか自殺とか宜しくない事が起きるのが通常である。
親をはじめ、教育関係者は要注意である。
この自粛できつい思いをしているのは子どもばかりではない。高齢者も大きな影響を受けている。
今日、母は整形受診の日でそれに付き添った。今月の初めに受けた骨粗鬆症の検査結果を聞く日であった。
この自粛モードで、高齢者は運動不足で日光に当たる時間が少なくなっている。日に当たらない=ビタミンDが合成できない。よって骨が弱くなる。
布団のように天日干しできればいいのですが、、、。できないですよね。
出べその母。私が仕事に行っている間は外出しないように言っているのですが、近所のスーパーに買い物に行ってしまう。
毎日、ついつい勝手な行動にガミガミ言ってしまう。まあ、出べそのおかげで「骨粗鬆症が少し進んだ」程度で済んでいるのかも知れない。ドクター曰く、ものすごく進行している人がざらにいるとか。この程度で済んでいて良かったとか。
しかし、母がコロナに感染するのも困るし、持ち込まれたコロナに感染して職場に持ち込むのも困る。
そうそう、どこかのナースで、コロナに感染して、それを同居している80歳代の母に感染させたというニュースを見た。
たぶん、私たち世代のナースが一番心配している事が起きている。私も・・・これがとても心配!直接コロナに接していなくても安心できない。
うちの病院は病院の特殊性や病院の対策から、限りなくコロナには無縁な施設である。
家族の面会も二月中旬から中止して、スタッフに対しても非常に厳しく感染対策を取るように指示されている。
うちは99%以上が超高齢の患者さんばかりですから、コロナが侵入したらひとたまりもない現場です。今入院している患者さんが一人でもコロナに罹り死亡でもしたら、病院は大変な事になります。コロナに直接関係ない病院ですが、患者さんをコロナの脅威から守る使命がある。でも、もしかして通勤とかで感染していたらどうしよう・・・本当に不安な日々です。
リハビリに本当は行きたいのですが、感染担当のドクターに相談の結果「行かない方がいい」と言う結果で病院に行っていない。あの病院の感染対策は今一つですし、とっても待合室が密なんですよね。通院の患者さんは高齢者が多い。よって色々な病院に通っている可能性が多い。また、感染に対する知識が今一つ。防御や予防ができていないと思われるので、とても怖い存在です。リスク高過ぎ。
つまり、もしうちの病院でコロナ感染が出たら、まず疑われるのがリスクの高いところに出入りしている私が疑われる。・・・嫌だ!犯人である事も嫌だし、無実なのに疑われるのも嫌だ。
また、反対に病院というリスクの高い現場で働いている私。通院している病院にウィルスを持ち運ぶ可能性もある。
職場と通院している病院。両者のためにも自粛解除まではリハビリは我慢だな。
しかし、感染者は減っているけれど、炎が消えかけているところに油を注ぐ結果にならないようにして欲しい。
きっと来週は自粛が解除になると思うけれど・・・ちょっと不安。