今週も終わった | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

土曜日。雪予想であったが、目を覚ましたら曇り空であった。

テレビのスイッチを入れたら、ちょうどお天気の話。低気圧が予想を逸れたのだそうだ。

「きっと雨か雪という予報だから、土曜日のリハビリはお休みしよう」と床に就いたのだが、、、予想が外れた。

たぶん、そう思った人がたくさんいたのでしょう。病院に到着したら空いていた。

が、早朝より頑張っている人々は何があっても来るんだろうな。いつものように幾つかのコロニーを形成して様々な話題で花咲いていた。

 

自転車こぎ。これはかなり足腰の筋力回復に効果があると実感する。負荷レベルが八段階くらいある。最初は「3」にしていたが、水曜日くらいから「5」にアップした。

金曜日、70代くらいのご婦人。私と同じ膝蓋骨の手術後の方らしい。その方がマックスの負荷で自転車をこいでいらっしゃる。

私よりずっとお姉さんの方でもできるのなら、私にもできると思い翌日の土曜日はマックスの負荷で設定し自転車こぎを開始した。

おおっ!軽い坂道を進んでいる感じ。ちょっとしんどい・・・。五分くらいで息が上がってきた。残り十分は・・・無理だな。という事で、いつもの「5」に設定しなおして再スタート。筋力だけでなく、かなり体力も落ちている感じである。

 

手術後3か月が経過した。という事で超音波治療が本日で終了。

普通の60%早く骨形成が進むというけれど、自分は初体験なので実感ないなぁ。それに骨の治癒過程は目に見えないから「進んでいる、進んでいる」という実感が全くない。リハビリのように効果が実感的であると終了時の達成感があるが、3か月毎日続けた割りに達成感のない治療である。

 

しかし、日本の労働者たちは勤勉である。

これだけ日々「残業」が問題視されているのに、残業ありきの勤務条件というのは昭和だなぁ。

この理学療法士の方々の勤務時間は午前9時から午後5時なのだそうです。

外来のリハビリの受付終了時間は午後5時。受付終了時間と勤務終了時間が同時というのは変な話である。

明らかに定時で終業できず残業が発生する。

彼らの仕事は、理学療法を施行するだけではない。私たち看護師と一緒で記録という業務がある。

彼らは9時から、休憩の間もなく外来患者と入院患者を受け持ち理学療法を施している。つまり記録は受け持ち患者たちのリハビリを実施した後。「定時に帰った事なんてない」と仰っていたが、そりゃそうだ。

医療界は、どこの部署も似たような話がある。時代の先端にあるような医療業界であるが、それは技術的な事や機材の事であって、労働環境は一番遅れている業界ではないだろうか。