猿の惑星 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

 

うーんと子供の頃、

今は無き吉祥寺の丸井のあたりにあった映画館で「最後の猿の惑星」を観たのが、あの映画館で最初で最後だったかな?

いやいや、何気にチャップリンの「ライムライト」が最後だったかな。

 

猿の惑星シリーズ。初めて観たのが『最後の猿の惑星』だった。

ハリウッド最新のメイキャップ技術に幼心に驚愕。人間が演じているのに、そこにいたのは“猿”だった。

でも、成長するにつれて、この時代の映像を見ると「やっぱり人間よね」と思うようになる。

しかし、この技術も進化している。

「まさしく猿」そういうメイキャップができる時代になっているのに驚愕。

 

以前のシリーズでは、猿らしきメイキャップに驚愕しつつも、人間が扮装しているのが見え見えで人間の感情しか感じられなかった。

が、現代のこのシリーズは猿の感情、行動というのが伝わってくる。

技術の進歩。本当にすごい!

 

人は、殺人以外にその解決方法があっても「殺す」という安易な考えで人間同士で殺し合いをする。

猿は、相手を倒すという選択肢以外に方法がない時に敵を殺す。

しかし、主人公は特殊な猿。敵役が「本当にお前の目は人間のようだ」と言う台詞がある。まさしく、彼は人間に近い猿なのである。私憤で殺人を行おうとする。そして、、、。いやいや、ほぼ人間です。

 

神様がなぜ猿にこの世の中の制服を試みさせたか。。。

人間の在り方を改めて考えさせられる映画でした。