世田谷文化祭終了 | fuyusunのfree time

fuyusunのfree time

長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

昨日の大雨の中、無事に世田谷文化祭『日本の調べ』での演奏を終了いたしました。

いつもお世話になっているチーム春(^^♪の皆さま。お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。今回もつつがなく演奏を終えられました。そして、この達成感・・・フムフム満足♪

 

さて、いつもの内幸町メンバーでお囃子ができたらと企画したイベントでしたが、

秋のイベント盛り沢山のこの季節。気が付けばお囃子は企画者の私一人という事に。ゲゲッー!しかし、せっかくの機会を逃さない。という事で強行。

しかし、選曲に超悩みました。小鼓の一調とか色々考えましたが、チーム春の皆さまはイベント盛り沢山の季節に「覚えものはリスクが大きい」という感じ。

悩んだ末に『越後獅子』を選択。この曲、けっこう太鼓だけでも何とかいける。

が、せっかくの機会(^^♪お決まりをやってもつまらないので、晒の後半でちょいといたずらしてみました。初の作調。

強弱が命のなんですが、本番はいかさなかったな・・・。

やっぱり、何回も練り上げないとだめですね。という事で、いつかまたこの作調で演奏してみたい。

 

公共の施設というのは、とにかく不思議な場所である。

一階がホール。一階に楽屋があるけれど狭いから四階が控室。控室は音出し禁止。

エッー!

和洋ともに控室での音出し禁止はあり得ない。

おかげ様であちらこちらの移動。重い太鼓を持っての移動は腕に負担。すっかり今日は筋肉痛。そして、けっこう仕事に影響。「fuyusunさん、最近手を抜いているんじゃない」と噂されそう。いやいや、腱鞘炎をはじめとして、ただ続いているだけなんですがね。

 

この湿度の高い季節に何日も前に太鼓を上げて本番に臨むのは難しい。。。なのだそうです。

確かに、きつく上げれば窮屈を嫌って、生き物である皮も調べも伸びますからね。湿っていればそれは顕著。

という事で今回は自分で上げた。

姫育ち(笑)の私は非力で、納得まで上げられない。

師匠は「来ている○○君に頼めば」とか仰っていましたが、○○君は後半の出番でいないし・・・。さすがに若手とはいえ、△流のお家元に「太鼓を上げて」とは言えなかった。

なかなか、良いピッチと思いましたが、

録音聴いてガックリ。泥沼みたい。特に太撥の時にそう思った。

これから体力が弱まる一方なのに、きちっと太鼓が上げられる日が来るのかしら?

観客席に中学時代の友人が応援に来てくれた。

嬉しい♪嬉しい♪

本当に足元が悪い中、遠くまでいらっしゃって下さりありがとうございました。

わたしにとって学生時代で一番の美しい思い出って中学なんですよね。

その思い出の中に大活躍している友達の応援って、本当に嬉しい。

今度忘年会?新年会?楽しみ♪

 

さて、会場だった成城ホールはとても思い出深い会場なのです。

大女優を目指していたころ、三船芸術学院二期生の入学式はこのホールでした。当時は成城公会堂だったかしら?!

芸を目指すスタートだった聖地で、素人になり下がった私が邦楽の演奏できるなんて。

超嬉しい限りでございます。

今日の徹子の部屋に寺島進さんが出演していましたが、彼もあの日同じ時にあの場にいらっしゃいました。

そうそう、私と同期生。出世頭です。

彼も「スターを目指して」とあの場にいました。私も「大女優を目指して」とあの場にいました。

彼は念願達成。いまや売れっ子。

私は、希望半ばで脱落。でも芸は忘れられず邦楽界に。看護師の仕事をしながら地味に活動。

全く芸に関係ない人生を歩んでいる人・・・多いですよね。

が、あの青春の一ページで、同じ夢を見て成長し、切磋琢磨して二年間頑張りましたよね。

成城ホールの演奏会の後に寺島君・・・。

どういう縁なのかな?と思いました。

 

打ち上げ。

いつものようにはちゃめちゃ♪楽しすぎ。これが醍醐味。

小唄の師匠方と親しくお話してきて楽しかったです。

小唄のお囃子は超難しいと聞いていますが、ぜひぜひできるようになって華を添えたいですね。

宜しくお願いいたします。

 

 

ところで、

バタバタしているところに、オファーのメール。ボランティアなのですがね、そういう声が掛かるのが嬉しい。

私には背伸びの企画かもと思いましたが、

私を知っていてのオファーなので、たまたま調整もできそうなので受けました。

まだプログラム決まってないという事なのですが、

練習しなくては。