本日は、午後から国立で女子東音の第一部。そして、その足でお囃子のお稽古に伺いました。
糖質を大量に摂取すると非常に眠気が発生する。
今日は、お昼対策をせずに出かけてしまったので、国立でサンドイッチを買って食べてしまつた。難消化性デキストリンの入ったお茶を飲むけれど・・・。やっぱり急激な血糖値の上昇はあったと思われる。
何故ならこの眠気でございます。
さて、女子東音会は男子と違って安定感があります。「うまい」と「下手」の中間を維持しているというか。
ですから、超ブーイングもないし、大喝采もない。
そりゃ大喝采の演奏を聴きたいけれど、大喝采ばかりの演奏会ってなかなかない。
会そのものを楽しむならば、大喝采もないけれど大ブーイングのない安定した実力の演奏会がよいと思います。
「安定」って本当に難しいと思うのです。
東音でも、女子東音はこの難しさをクリアした素敵な演奏会です。
本日、拝聴した曲は
『操り三番叟』・『傀儡氏』・『賤の苧環』・『勝三郎連獅子』・『猿回し』・『娘道成寺』の六曲。
長唄の同門の先輩(歳は私の方がぜんぜん年上)ですが、彼女の唄をじっくり拝聴した。
私も彼女のような発声をしたいのだが・・・、
なかなかコツがつかめない。唄というのは難しい。
そうそう、お囃子で・・・
ベテランの域に今はいらっしゃいますが、「ロボタン」と四十年前からそう呼んでいる演奏家さん。うまいけれど、何気に姿が悪くて機械的だから「ロボタン」。
やっぱり、ベテランとなってもロボタンでした。
が、彼の「逆地」は素晴らしい。超見本の『逆地』。
こんなに教科書のように打てるのは彼だけかも。すごっく感動した。
この方。超すごいのですが・・・。何をやっても味わいがなくて、で、「ロボタン」と私は彼の演奏と出会ったころから呼んでいる。正しさを選ぶか、味わいを選ぶかだよね。なかなか難しい選択です。
演奏会を終えて、お稽古に。
大皮は『小鍛冶』。太鼓は『廓丹前』でした。
今や小鼓メインの私は小鼓の手で追っている。そうすると、隙間の「チョン」をけっこう忘れる。大皮つて難しい。
細撥を学びたいというリクエスト。
それが。。。一番難しい『廓丹前』。屋台も難しいが、キリンのところか意味不明。ガチャガチャでした。
細撥は楽しい。しかし、手は打てるけれど疑問だらけです。