前回に引き続き小鼓は『猿舞』でした。
そして、太鼓??!と思ったら、小鼓で『外記猿』だって・・・!
えーっ!太鼓のお稽古は???
まあ、いいや!
大皮という楽器は、
「この手でなけれはならない」という手がないらしい。
そういう、フリー性のある楽器こそが難しい。
もともとの手を変えちゃってもどうでもよいスタンスというのが大皮。
それが故に、若手にやらせるんですよね。
大皮って先行楽器と言われるけれど、実は小鼓の家来のような存在というイメージですよね。
本当は先行なのだけれど、すかして相手に先導させる。
まあ、そういう技術って素人には無理だよね。
だから、大皮よりも小鼓の方が各上というのが理解できなかったのですが。。。大皮という奏者に必要な事。何を打ってもいいから「これが私の手」というものを持たねばならない。
いつも違うというのはあり得ない事らしいです。
たぶん、
たまに「これよりアドリブ」というのがあるけれど、あれも「私はこうやる」という基本がなければならないと過去に教わりました。確かに、毎回違う事をやったら周りに非常に迷惑ですよね。
『猿舞』
私の知っているこの曲は、私の知っている手でお囃子が入っている。
が・・・
昔々は違ったらしい。
その昔々の手附けをお借りした。
似ていて違う附け。しかし、その時のその方の考えが伝わるのです。
貴重なものをお借りできた(^^♪