定期検査@担当医が変わる(驚) | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

定期的検診の日であった。

前々回で動脈瘤が少し育っているから、もう少し深い検査をして、場合によって予防的治療をと言われ。

前回、その検査の先送りをお願いして・・・。そして、今日という日に臨んだ。

私としては侵襲的な検査はなるべくしたくない。普通の検査と違ってリスクのある検査だし、入院が強いられるし・・・。そして、じゃあこのまま予防的な治療に進みましょうと言われたら、もっと仕事を休まなきゃならなくなっちゃう。若くないですからね。そんなに病気で仕事を休むわけにはいかない。自分にとっていろいろと不利になる事が想定される。安泰な公務員とは違うので・・・。

前回の受診から今日の受診まで、もしかして悪化するかもという不安と、治療を進めていきましょうという医師の言葉が聞きたくなくという気持ちがずっと心の片隅にあった。

「ああ、病院に行きたくないなぁ・・・」


が・・・

主治医が今日から変わった。

大学病院は医療界の中枢だから、そういう事を覚悟でなくてはいけない。はい。わかっています。

しかし・・・。

また、人間関係の構築を第一歩からやり直さなければいけないというのは非常に面倒だ。


前の主治医は「動脈瘤が少し大きくなっているから心配」と侵襲的検査をして、治療に進めることを推進していた。

しかし、今日から主治医は「前々回の写真を見ても変化がないのでこのまま経過観察」といった。

実は、前々回の写真で成長が認められたから、前主治医は積極的治療を推進した。

この医師はその前の写真を見ていないのだなぁと分かった。

いやいや、自分としては積極的治療はもっと悪くなってからという事を願っていたので一安心なのですが、

しかし、

「成長しているから心配だから」と積極的な治療を推進した前主治医と「変わりないから経過観察」という今の主治医の言っていることの違いが、えーっ!な気分なのである。


たぶん、きちっと申し送りがなされていないのだろうな。

外来の患者の一人一人のサマリーなんて書いていない。いやいや、書いてあっても読まない。

なんだろう。


大学病院の事情も、医療者である私にはよくわかるけれど、

しかし、医療者である私が「???」と思うのだから、一般人はもっと「???」だと思う。

医療と患者の関係で一番大切なのは「信頼」。「???」の気持ちが少しでもあるとなかなか厄介である。

ぜひぜひ異動の際にお願いしたい事です。

・きちっと受け持ち患者の申し送りをすること。

・引き受けた医師は、きちっとカルテとサマリーを読み患者の把握をする。

・前医と違う見解を示す場合は、前医と違う意見を持っていることをわかりやすく説明し、またその理由をわかりやすく説明する。

最低限、これらは必要な事と思う。


という事で、これからも「希望通り」経過観察となる。

私としては、よい医師が担当になったのかも^^



いつもの如く、診療後は病院に入っている松本楼でランチ。

今日はパスタランチをいただきました。スープは塩気が足らない気がしましたが(さすが病院)、パスタは美味でした。