四月一回目のお稽古@官女 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

『八島落官女』はうちの流派では初等科のカリキュラムの曲である。が、必須曲ではない。
という事で、小学校五年生から今日まで、この曲をお稽古した事がないし、弾いた事もありません。
が、今度の浴衣会の参加曲。知らない曲、難しい曲ばかりで、
仕方がないので、初めの方でお稽古する
『官女』の三味線の並び、『花の友』の唄の並びを選択した。
『花の友』は小学六年生の時におばあちゃん先生(最初の先生)に習ったことがある。・・・でも、忘れている。
が、全く知らない曲でもない。どちらの曲もお囃子でお稽古している。
そうそう、何せ、先日弾いたババは『官女』のババカードだった。次回、太鼓地以降をお稽古するので、現在、毎日この曲を聴いている。残念な事に次回で小鼓でこのカードを弾かなければ修了してしまう曲である。

この曲はあまり一般の演奏会で拝聴した事がない。
舞踊では、好まれる曲。
舞踊の場合は置きがない事が多くて・・・、この置きの部分。本日のお稽古で初めてどんなのか知りました。
置きには、杵屋勝太郎という方が作曲したものと、稀音家淨観が作曲したものがある。
一般的に演奏会の時は淨観の作曲した方を演奏するのだそうですが、
うちは、勝太朗の方を演奏するのだそうです。生前理事だった勝東治氏のお師匠さんだったから?師匠のおばあ様が芸の上で深い縁があったから・・・とか。
まあ、どちらにせよですね。。。置きの部分は聞いた事がない!

はあ・・・前途多難であります。
とにかく浴衣会まで頑張ろう!