- メリダとおそろしの森 [DVD]/ディズニー
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大人も楽しめる、ディズニーらしいアニメーションを観た。
世の中には、本人の意志とは関係なく生まれながらにして人生の方向付けが決まっている人がいる。
幼い頃から、その道の帝王学を学び、両親をはじめ、周りの人間が指し示すレールをひたすらに走る。
「誰にも自由と権利を有する」なのに、自分にはそういった自由はないのだろうか。
きっとたぶん、そういう運命づけられた人は人生で一度や二度は、そういった事で葛藤があったのでしょうね。
訃報の続く梨園。
ゆっくり継承の道を進む予定だったのが、突然の父親の死によって、その名跡という重圧がいっきにその背にかかる。
クールなポーカーフェイスで受け答えをしているけれど、内心はその重圧に押しつぶされまいと踏ん張っているんだろうな。
なんて思う、今日この頃。
人生において、「自分は何者」・・・つまり、アイデンティティを確認するという事は大切だ。
ある偉い国王が、四人の王子に築き上げた国を継承する。ある日、四人の中の一人が独裁的権力を望むようになる。バランスを崩した国家はみるみる崩壊た。その話がよい象徴である。何のために自分は生きているのか。それを常に考えながら自分の立つ位置を考える生きていく。これが大切だ♪
まあ、そんな事を考えさせられた映画だった。
内容的にはそんな堅苦しいものではありません。
感ずることは人それぞれ。たまたま、私はそんな感想を持ちました。