http://www.asahi.com/obituaries/update/0924/TKY200709230165.html
先日の温知会を休演され、その後、人づてに大変お加減が悪くご入院されたという事を聞いていたのですが。。。
まさか。。。
どうして。。。
とっても悲しいです。
人間国宝の望月朴清さんがお亡くなりになりました。
あちらで、マーちゃんが待っていますよ。
あちらの世界はますます賑やかになりますね。
朴清先生の演奏。。。もう拝聴できないのですね。
朴清先生の乱拍子。。。好きだったのに、
もう、あの「ヘイイヤー」を聴く事ができないのですね。
伝説の『賤機帯』の翔り。。。拝聴しそこなってしまいました。
先日の温知会で、やっとその夢が実現できると思ったのに。。。
こんな事になっているとは思いませんでした。
マーちゃんというのは、私の亡くなった前のお囃子の師匠です。
亡くなった師匠と朴清先生は幼馴染だったそうです。
師匠が亡くなって、そのお通夜の時。亡くなった師匠の遺影を何分も、なんとも言えない表情で見ていらっしゃいました。
心で、亡くなった師匠と語らっているように、、、
亡くなった師匠と朴清先生との間柄が伺われるひと場面でした。
その姿をみて、ますます悲しみが深まってしまいました。
師匠が亡くなって、朴清先生や喜三久先生の演奏姿を拝見しながら、心の中の師匠と常に語らっていました。
お二人の演奏を拝聴する事で、その音の向こうに亡くなった師匠を感じていたのです。
還暦前に亡くなった師匠の分も、朴清先生には長く長く活躍を願っていたのに。。。
七十二歳の旅立ちとは。。。悔やまれる一方です。
私も数十年後にそちらに参る事になりますが、そちらに行ったら、ぜひ師匠と朴清先生の翔り聴きたいです。
その日を楽しみにしています。
心からご尊敬申し上げていた演奏家の先生の訃報・・・ショックです。
ご冥福を心からお祈り申し上げます。